軽米町は、岩手県北端に位置する人口約9,000人(2020年4月現在)の町です。面積はおよそ246平方キロメートル。その大部分を森林が占め、農業が基幹産業の自然豊かな町です。標高200~300メートルのところにある、いわゆる中山間地と呼ばれる地域で、冬の寒さが厳しく年間降水量が少ないなど、比較的冷涼な気候が特徴の町です。
豊かな自然に囲まれた軽米町は、雪解けとともに木々の芽が吹き、そして一斉に開く花々が春を彩ります。
春から初秋にかけては、太平洋から吹き込む冷たい東風「ヤマセ」が吹き込みます。ヤマセはかつて、農作物への冷害被害がもたらすことも幾度となくありました。「お米が育ちにくい地域」ともいわれた歴史もあります。しかし最近ではヤマセがおいしい農作物を育てているともいわれ、雑穀やくだものなど、寒暖の差や冷涼な気候ならではの作物も多く生産されています。
夏。軽米町・二戸市・九戸村にまたがる「折爪岳」の頂上付近では、その数100万匹ともいわれる岩手県指定天然記念物「ヒメボタル」が無数に舞う幻想的な光景をみることができます。
また、折爪岳中腹にある「ミレットパーク」は町の特産である雑穀をテーマにした自然公園で、コテージやキャンプ場のほか、そば打ち体験などができる施設もあります。
短い夏が過ぎ、実りの秋。
豊かな風土に育まれた恵みがわたしたちにもたらされ、そして長く厳しい冬を迎えます。
【産業】農業(葉タバコ、ホップ、その他)、養鶏、畜産など
【特産】雑穀、えごま、さるなし、その他野菜・果樹、木炭等
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